漢方での心の病気の要因は内臓間での親子関係がある。
母が病めば子に及び子が病めば母を犯す。
母である肝が病めば子である心に伝わる。
子である脾が病めば母である心に伝わる。
また内臓間の勝てない関係(賊邪)と勝てる関係(微邪)での、
他臓器からの伝変。
賊邪である勝てない相手からの邪。
肝が病めば脾に伝わり、脾が病めば母である心に及ぶ。
もともと勝てる相手からの微邪は、
肺が病めば心に伝わる。
そして心が自ら病む正邪である。
動悸やめまい息切れが心だけの病気とは限りません。
心の症状として、
不安や不眠、精神的抑鬱なども、
心だけが原因ではありません。
また、
五臓を統括している腎が衰えれば、
どんなに元気にしようとしても、
なかなか快復出来ないことがあります。
五臓が健康な関係であることが一番大切ですね。
ご相談下さい。
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