痛みは飲んで治す!
腰痛
両腎在于腰内 故腰為腎之外府。
*腰は、腎と関係が強くあり、
*腎は、また骨と合し、
*腎の精は髄を生じ、
*腎は脳に通じる。
*脳、髄、骨の成長と働きは腎と密接な関係がある。
背部十二肋骨以下至髂以上統称腰部。
*腰とは、肋骨より下で腸骨以上の部位。
漢方での腰痛は、
*強直性脊柱炎・腰部肌肉損傷・腰椎間板突出・腎臓疾患などにより、
生じる痛み。
原因は、
*寒湿・湿熱・風湿などの外部からの侵入
*代謝低下による体の中の冷え(陽虚)、余分な水液の停滞(湿痰)、
及び気・血の不足(気虚・血虚・気血両虚)
*気の停滞 気帯
*血の滞り 瘀血
*打撲損傷
*先天的、加齢、過労、久病などによる腎精の不足
治療は、
*外から侵入してきた外邪にたいしては、
散寒行湿 寒を追いだし停滞している湿を除きめぐりをよくする
清熱利湿 熱を除き湿を出す
祛痰化湿 痰を取り湿を除く
*外邪の侵入は、素体の代謝低下、気・血の不足があるためである。
或いは代謝低下による気・血の不足そのものが原因となる。
補気利湿・補陽散寒・補血祛痰など、補いながら外邪を追い出す。
または、補うことで自然と治癒する。
*気帯・血瘀がある場合は、
理気、喀血をおこなう。
*先天的、過労久病、加齢などによる腎精の不足が原因の場合は、
腎の病証に応じた補腎を基本としていく。
原因は一つとは限らない。
また、
ときどきで、原因が異なる場合もあるので、
原因体質である病証の鑑別が重要になります。
いずれの病証であっても、
腎・胃腸が弱いと治癒し難くなる場合も多い。
腎は先天の元気であり、胃腸は後天的に元気を作り出す。
痛みを止めるだけの対処療法ではなく、
あなたの弱い体質を改善しながら、
痛みを治療していきましょう。
授かった体と心を大切にしたいですね。
痛みは体の中から治す!
痛みは、三鷹の漢方薬局 廣寿堂(こうじゅどう)にお任せ下さい。
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