漢方薬での便秘薬。
〈瀉下剤〉
大便を通導し、
腸胃の積滞を排除する。
五つに分類される。
①寒下方剤 積熱滞による便秘
②温下方剤 寒冷積滞による便秘
③潤下方剤 乾燥による便秘
④逐水方剤 水液の停滞による便秘
⑤攻補兼施方剤 体力低下を伴う積滞の便秘
それぞれに沢山の漢方薬があります。
どうしても、
大便がでない場合は、五分類の瀉下剤の中から選ぶことが必要です。
しかし、
もっと大切なのは、
瀉下剤を服用しなくても、
大便が出るようになるように、
五臓六腑の働きを調えることです。
また食事にも気をつけて下さい。
例えば、
バナナやゴボウが良い体質の便秘は、①の積熱滞になります。
サツマイモが良い体質は、②の寒冷積滞になります。
便秘の原因となる体質を鑑別してみませんか?
大便は出すだけではなく、
出る体質作りをいたしましょう。
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7/23日(日)
【テーマ】食養生で「気」の流れを改善
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