風四肢拘攣不得屈伸候《諸病源候論》
此由體虚腠理開 風邪在於筋故也。
春遇痺 為筋痺 則筋屈 邪客関機則使筋攣。
邪客於足太陽之絡 令人肩背拘急也。
足厥陰 肝之経也。肝通主諸筋 旺在春。
其経絡虚 遇風邪則傷筋 使四肢拘急 不得屈伸。
春は風が舞う季節です。
風に当たると汗腺が開きやすく、
風の邪が筋を傷つけやすくなります。
春の風は
筋を主る肝の経絡に侵入しやすく、
筋を傷つけやすい。
首から肩にかけて風邪に犯されると、
筋が強ばり肩が凝ってしまいます。
首肩の筋が強ばりまた、
攣ってしまうと、
突然、
首が回らない、肩が上がらないなどの状態になります。
風が冷たければ痛みがズキズキ強く、
風が湿気ていれば重だるく痛む、
風が乾燥していればぎしぎしと痛む。
春の風はお肌の荒れだけではなく、
筋肉が強ばり攣りやすくなります。
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