まだ木の葉や路面は湿っていますが、
お日様はありがたい。
一雨ごとに夏が近づき、緑が濃くなってまいります。
今日は暑くなりますがお日様があると元気がでますね。http://www.kouju.jp
昨日の雨で湿った体と心をしっかり乾してあげましょう。
冷房で冷やし過ぎたり、汗を止めすぎたりしてはいけません。汗をかいて発散しましょう。
しかし、
普段から疲れやすい方や冷え症の方は、
汗をかくとますます疲れやすくやり、
汗を止める力も弱い。
適度な温度管理で無理をなさらずお過ごし下さい。
もともと汗が出にくい体質の方が、
無理に汗をだすのはどうなのでしょう?
汗が出でスッキリするタイプは?
*ストレスをいっぱいためている方「気滞証」
*余分な水液がたまっている方「湿痰濁証」
*熱がこもっている方「実熱証」
但し、
「体力の不足がない」という体質「実証」タイプの方です。
汗が出ない、汗をかかないタイプは?
*体の中の血・水液が涸渇している方「血虚証」「陰虚証」
*体の中が冷えている方「実寒証」
*皮膚表面が冷え汗腺が開かない方「表実寒証」
冷え「寒邪」が停滞している、
実寒証・表実寒証タイプの方はしっかり温めて汗を出しても良いのでは!
但し、
冷え「寒邪」が停滞している原因が、
体力の不足「虚」がある事も多い。
*血虚で寒邪が侵入
*陽虚で寒邪が侵入
*気虚で寒邪が侵入
「虚」体力の不足は、
汗を出しすぎると、ますます不足してしまいます。
汗が出れば出るほど、
体の中の気・血・水液は消耗してしまいます。
汗は体の熱を出すのですから、
汗が出し過ぎ疲れると、
体の中は冷え、体を温める力が不足「陽虚」します。
また、
体の中が、
涸渇消陰してしまうと、火照り「虚熱」が出るようになります。
要するに大切なことは、
汗を無理に出したり、
汗をかき過ぎるのは、
ほどほどにした方がよいようです。
体質に合った養生をいたしましょう。
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