「気滞化火証」

熱がこもりいらいらしやすい体質の方は、頭頂部と頭角部が抜けやすくなります。

「気血両虚証」

疲れがたまり栄養がめぐりにくい方は、全体が薄くなっていいきます。

「痰濁気滞証」

ストレスで水分の代謝が悪くなると頭皮が張れてむくみ、バッサリ抜けることがあります。

「湿熱鬱滞」

食事が偏りまた食べ過ぎていると、体に湿気と熱がこもりめぐりが塞がれます。

「陰虚陽亢証」

栄養バランスが悪く良い睡眠がとれなくなると、髪は細くなりぱさつき抜けてしまいます。

長引くストレス不安で「気・血・水」が塞がってしまうと、

頭髪が全脱してしまうこともあります。

また、

漢方では、髪の健康は「腎」の原気《腎(命門)を源に発し丹田に蔵され三焦を通じて全身に達し全ての器官組織を活動させる源泉》を反映するともいわれております。

「腎」の原気は加齢とともに減少していきます。髪が細くなり、白髪が増え、髪が薄くなってくるのは自然の摂理ではありますが、出来ればいつまでもふさふさでありたいですね。

体力気力を消耗する夏から秋の健康管理が「頭髪」と「腎」の健康には大切です。

そして長引くストレスや不安による体と心の疲れを改善してあげましょう。

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頭髪異常・抜け毛